―――寝る前も

ずっとほてりが取れなかった。

あの唇の感触も

息遣いも

すべて

鮮明に覚えている。


…春斗の双子の妹…雫さん…。

事故死。

楠くんと雫さんは付き合ってて



アタシは

今日

一線をこえそうになって…。