「んー・・・」
5時限目の授業を知らせるチャイム、俺は一人屋上でのんびり寝ていた
こんな日々が幸せで、この時の俺は他に何も要らなかった、
視界がだんだんぼやけてきた頃、急にお腹に激痛が走った
「いったぁー・・・、」
俺が言うよりも先に誰かが言った、起き上がって見てみると
小柄などうみたって一年生の女の子が膝をさすりながら座り込んでいた
「・・・・あ」
女の子をずっと見ていたせいか不意に目が合ってしまった
俺は目を逸らす事ができなく、ずっと女の子を見ていた
先に目を逸らしたのは女の子だった、
「あのー・・・、貴方は?」
顔を真っ赤にさせながら小さい声で呟いた女の子は俺の目をじっと見てきて
俺は不覚にもドキッとしてしまった、
「あ、俺は二年A組みの大石翔、君は?」
「あの、一年B組みの・・・さ、桜乃優です、」
「ぷ・・・・っ」
桜乃さんのしゃべり方がぎこちなくてついつい笑ってしまった、
「そんな緊張しなくて良いよー、」
「あ、は、はい」
「ぷ・・・・っ」
桜乃さんの喋り方はやっぱりぎこちなくて、不覚にも可愛いと思ってしまった
「あ、の・・・、メアド交換しませんか?」
「へ?」
突然の質問に俺は目をまるくした、勿論交換したくないってわけじゃない
ただ、いきなり過ぎて
「んー、良いよ」
少し間を空けて返事をすると桜乃さんは笑顔になり
「赤外線で良いですか?」
「うん、俺が送るね」
何て言って後悔する・・・。
電池切れ。
「んー、交換はまた今度でいいかな?携帯電池切れで・・・」
「ぷ・・・・っ」
俺の顔を見て桜乃さんは笑い出した、格好悪いな俺、何て考えていると
彼女に頭を撫でられた、
「・・・・、可愛いな」
「・・・・・、俺が?」
「うん、先輩だから怖い人かと思ってた、大石先輩は違う」
急に悲しい顔をしたかと思ったらまた笑顔になり、立ち上がって
「今日はもう帰るね、そろそろ5時限目終わるし・・・、
明日も、先輩来てくれる?明日5時限目にまた来るね、
待ってるから、」
そう言って桜乃さんは去っていった、
この時この瞬間から俺は桜乃さんに恋をした、
5時限目の授業を知らせるチャイム、俺は一人屋上でのんびり寝ていた
こんな日々が幸せで、この時の俺は他に何も要らなかった、
視界がだんだんぼやけてきた頃、急にお腹に激痛が走った
「いったぁー・・・、」
俺が言うよりも先に誰かが言った、起き上がって見てみると
小柄などうみたって一年生の女の子が膝をさすりながら座り込んでいた
「・・・・あ」
女の子をずっと見ていたせいか不意に目が合ってしまった
俺は目を逸らす事ができなく、ずっと女の子を見ていた
先に目を逸らしたのは女の子だった、
「あのー・・・、貴方は?」
顔を真っ赤にさせながら小さい声で呟いた女の子は俺の目をじっと見てきて
俺は不覚にもドキッとしてしまった、
「あ、俺は二年A組みの大石翔、君は?」
「あの、一年B組みの・・・さ、桜乃優です、」
「ぷ・・・・っ」
桜乃さんのしゃべり方がぎこちなくてついつい笑ってしまった、
「そんな緊張しなくて良いよー、」
「あ、は、はい」
「ぷ・・・・っ」
桜乃さんの喋り方はやっぱりぎこちなくて、不覚にも可愛いと思ってしまった
「あ、の・・・、メアド交換しませんか?」
「へ?」
突然の質問に俺は目をまるくした、勿論交換したくないってわけじゃない
ただ、いきなり過ぎて
「んー、良いよ」
少し間を空けて返事をすると桜乃さんは笑顔になり
「赤外線で良いですか?」
「うん、俺が送るね」
何て言って後悔する・・・。
電池切れ。
「んー、交換はまた今度でいいかな?携帯電池切れで・・・」
「ぷ・・・・っ」
俺の顔を見て桜乃さんは笑い出した、格好悪いな俺、何て考えていると
彼女に頭を撫でられた、
「・・・・、可愛いな」
「・・・・・、俺が?」
「うん、先輩だから怖い人かと思ってた、大石先輩は違う」
急に悲しい顔をしたかと思ったらまた笑顔になり、立ち上がって
「今日はもう帰るね、そろそろ5時限目終わるし・・・、
明日も、先輩来てくれる?明日5時限目にまた来るね、
待ってるから、」
そう言って桜乃さんは去っていった、
この時この瞬間から俺は桜乃さんに恋をした、