でもね
まだ早いかなあ?
まだであって五日。
メールして四日。
早いょね…
でも、
どうしてだろう
恥ずかしいはずの告白が
今恥ずかしくないかも。
伝えたくて仕方ない。
隣で優しく髪を撫でてくれる、紘一くんのその手
繋ぎたい
あたしだけのものになって欲しい
「こ、紘一くん!」
「はあい(^O^)/どうしたの?」
「え、っと…あたしは、紘一くんの事…が」
その時強い風が拭いて、彼の蜂蜜のような甘い香りが
あたしにふわっと語りかけた気がした
がんばれって
「紘一くんの事が…だだだだた
大好き…です」
紘一くんは真顔の無言
やっぱり無理か…
早いょね…
ああ
気まずい´―υ―`
消えてしまいたい
あたしは下を向き
泣く寸前だった
