あたし達は
雑貨屋さんを後にして
カフェにきた。
そこで次どこ行くかを決めることにした
「蜜空ちゃんと、公園行きたい!」
あたし達は近くの原っぱの遊歩道のある公園に行く事にした。
もう11月とゆうこともあり、とても寒かった。
あたしと紘一くんは
ただのんびり歩いていた。
特に会話はないけど
今はそれがちょうど良かった。
「あ、ちょっとじっとしてて★」
紘一くんは突然あたしの前に立ちはだかった。
あたしはオロオロしたが
とりあえず立ち止まった。
「髪に落ち葉がついてる!蜜空ちゃんの髪がいい匂いだから止まったのかもね★」
この人はさらっとドキドキする事を言う。
それも
満面の笑顔と
甘い香りで
あたしに
甘い甘い感覚を残す
その感覚の名前をあたしは
もうわかってる
わかってるよ
このドキドキは
紘一くんにだけ
その笑顔をもっとみたいと思うのも
志望達がいないのを
喜んだ理由も
メール楽しみにしている理由も
喋れなかった理由も
ぜ―んぶ
わかってる
