【お昼】
「田中君、鏡さん、一緒にお昼食べない?」
クラス皆が、一緒に食べようと、話かけてくれた。
皆、変わらない。
「田中君と、鏡さんは同じ中学でしょ?
どこの中学?
近いの?」
「うん!!
隣の学校の、七見学園の、中等部から来たんだよ」
そう、七見学園は超お金持ち学校。
四季は、家が医者。
秋は、お父さんが政治家。
「凄いね。
二人とも、お金持ちだったんだ」
「うん。
でも、それほどでは、ないよ」
「うちらの事は、秋と四季でいいよ」
「んじゃぁ、秋と四季は、どうゆう関係?」
頬っぺたに(チュッ)
「俺たち、こんな関係だよ」
「四季、変な事言い触らさないでよ」
「なんか、凄い関係だね」
相変わらず、皆仲良いなぁ。
石丸は、皆がうちらを、囲んでる、隙間から、、、。
ねぇ、石丸。
君は、どうしたの?
んまぁ、まだ私が亡くなってから、
まだ1週間だよね。
んまぁ、1週間で立ち直れって言うのも無理だけど、
でも、君はボロボロだよ。
もう、ボロボロすぎるよ。
君は、どうしちゃったの?
落ち込み過ぎだよ。
君は、惨めだよ。


