「これって・・・今日だろ?」
背後にあったカレンダーを確認しようとした。しかし、カレンダーは見え
ない。なぜなら、そこには・・・安田の姿があったからだ。
「お前なんで?」
俺がそう言い終わる前に、安田が持っていた金属バットでこめかみ辺りを
殴られた。
床に転がった。前とは立場が逆だ。
「こんな・・・。」
俺の最期の言葉。それは誰にもわからない。ただ、安田を恨めしく、ただ
恨めしく見つめるだけどった。