あの日々をもう一度。

七瀬がヒョイッと純が書いているネタを覗き込む。


「なんやねんこれ!!純てめぇ真面目にやるんじゃねーの!?」


七瀬は純につかみ掛かった。


「え?超真面目じゃね?」


「どこがやぁぁ!!ただの会話じゃねーかこれ!!」


七瀬が純をユサユサと揺らす。


「ちょっ神瀬っ!!タンマタンマ!!いや、だから!俺達なら会話してるだけで漫才になんだよ!!」


「・・・そーやな。」


七瀬が掴んでいた純の胸倉を離す。