あの日々をもう一度。

次の日の放課後。俺達はネタ作りに入った。


「どうするよ純?」


「どうするよ神瀬。」


純と七瀬が机の上で頭を悩ませていた。


俺と爽木はというとその二人が遊ばないように行動を見張っていた。


「うあー!!ネタなんて分かんねーよー!!」


純にとうとう限界がきたみたいで教室からとびだそうとした。


ガシッ!!
「じゅーんー?なぁーにをしようとしているのかなぁー?」


爽木がにーっこりと笑いながら純の腕を掴む。


「なっなにって・・・ちょっとトイレ?みたいな。っていたたたた!!!」


爽木が顔の表情は全く崩さず純の腕をひねる。