「いや、狩野先生はお若いですし、一人でも十分では…?」 「それがね、今年は進路担当にも回らなきゃならなくて…」 …進路担当? いやいや、狩野先生は生徒会担当だけでいいでしょ…。 というより、東雲いらないでしょ…。 そんなことを考えていると、また声がした。 「よろしくなぁ〜美人生徒会長はん♪」 …また出た。 「…」 「東雲先生。これから生徒会の方頼みますね?」 「はい!!狩野先生に負けないように、気合い入れて頑張りますわぁ」 ニコニコ笑う狩野先生と… ニヤニヤ笑う東雲龍之介…。