「唯ーどこ行くの?」



走り疲れて梨香も奈菜も息が上がっている。



そんな中唯はるんるんで



「ひみつー♪」や「もうちょっとー」



ばかり言ってる。


ほんとどこ行くんだろう…。


てゆうかいい人って誰??!


うーん・・・・







「到着~~!!!」




あ、やっと着いた。



って、え??ここって…




「数学教官室でございまぁす!」




なんて唯がガイドさんの真似してる。



「なんでここ?」


私は1つも分からなくてちんぷんかんぷん。




でも




「あ~なるほど~」



奈菜はなんとなく分かったみたい。



一体何?










コンコン




「失礼しまーす。」




ガラッと唯が戸を開けた。





すると中には












永田先生がいた。