それからいつも3人で過ごした。
休み時間もお昼ご飯も
『彼氏はいいの?』
って聞いたら
『いいの、いいの。』
って。
『だって梨香1人じゃんっ!』
なんてことも言ってくるくらい仲良くなった。
そして今はお昼ご飯。
今日は天気がいいから中庭でお弁当日。
外は気持ちいんだぁーっ
とか思ってると…
「ねぇねぇ、梨香は彼氏つくんないの?」
っていきなり奈菜が聞いてくる。
「あ、それ思ってた。」
続いて唯も。
・・・・そりゃー欲しいけどさぁ。。
私は君たちみたいにかわいくないから
「できないの!」
「なんでっ!
梨香ちゃんかわいいから絶対すぐできるのに」
なんて言ってくれる唯のがかわいいから。
「んー欲しいけど告られたこととかないしね、。」
悲しいけど。
「じゃあ今好きな人とかいないの?」
奈菜が言う。
「好きな人・・・・いないかな~…」
「つくんないとー
まず恋からだねっ!」
「えー!!恋とか大分してないよ・・。
いい人いないしっ」
「なんでそんなこと言うのー…」
「んー・・あ!!!」
と、何か思いついたように言った唯。
「いい人でしょ!?いるよ!」
自信満々に言った。
「え?!誰?」
そんないい人いたかなぁ。
「いいからっついて来て!!」
まだお弁当ほ広げてなかった私達は
唯に引っ張られて校舎の中へもどっていった。