君に花を。

「柚~?あ、蓮君」

店長が店の中から出てきた。
今日も化粧濃いわ。

「今日も大丈夫?」

「はい」

「あ、店長さん!俺らもここでバイトします」

優司がとんでもないことを言った。

は、はぁぁ!?
なんやと!

柚に会わせたんが失敗やった。どないしよ。

とりあえず、店長。断ってーな!

「あら、よろしく」

店長ォォ!

太一達は喜んで、エプロンを受け取り気合いを入れていた。

「安心しろ。俺ら、柚さんより店長さんだから」

「マジか。なら、ええわな」

それなら安心や。
柚の隣でため息をした。

「楽しくなりそうだね」

「ん~、楽しいじゃなくて騒がしくなるんちゃう?」

「ふふふ」

柚、かわいいすぎやろ!