…朝?


「マジ?」


寝た気がしない。
俺は起き上がって、リビングに向かった。


「遅刻するで」


「あー」


トーストを一口かじって、コーヒーを飲んだ。


「行ってくる」


バッグを持って外へ出た。

ああ、花屋行かんと。
俺は走って花屋へと向かった。
しばらく走って、花屋に着いた。


「柚、お、はよ…」


「おはよ、大丈夫?」


「お…大丈夫」


脇腹イテーっ。何とか呼吸が落ち着いて話せるようになった。


「今日、学校終わったら行く」


「そっか。じゃ、待ってるね」


「ああ!」


「いってらっしゃい」


「行ってくる」


俺はもう一度、走り出した。
次は学校やぁー!