「オレ…愛の子供みたいなぁ」



抱きしめられた状態で祐樹がボソッとつぶやいた



「いいよ。今大ちゃんの家にいるんだ」



「え!マジで!?会いにいきたい!いこう!」



祐樹はパッとあたしから体を離し車へと向かった



「え!待ってよ!」



あたしは祐樹を追いかけ車に向かった



そのまま祐樹は鼻歌を歌いながら車を運転した



「祐樹は子供すきなの?」



「うん!大好き!!めっちゃ可愛いじゃん!」



祐樹の方が可愛いよ



でもいったら怒るんだろうなぁ…



「愛の子供の名前はなんていうの?」



「心愛だよ“心”から“愛”するで心愛」



「へーいい名前だね」



「でしょ♪」



話している間に大ちゃんの家についた



「心愛ただいまー!」



あたしは元気よく大ちゃんの家へと入った