「じゃあ先輩!オシャレしないとですね!」
「だよね!あたし家に帰るわ」
あたしは荷物を乱暴に自分のバッグにしまった
心愛を起こすため寝室に向かおうとすると心愛がこっちに歩いてくるのが見えた
「ん…ママぁ」
起きた心愛が目をこすりながらあたしの元へやってきた
「おはよう心愛」
「おはよォー」
心愛はあたしの胸に飛び込んできた
「あ!お前の用が出来るまで心愛預かろうか?」
「えっ!いいの?じゃあお願いしようかな」
「おう。そうしとけ。いいよな桜」
「もちろん!いいよね心愛ちゃん」
「うんっ!でもママどこいくの?」
心愛はキョトンとしながらあたしの目をジッと見た
「うん!ちょっとママ頑張ってくるの!」
「ママがんばれー!!」
「うん!頑張るからお口にチューして~」
あたしは口をチューの形にした
「ちゅ~~っ」
心愛はあたしの口にチューをして「へへっ」と笑った
「お前らラブラブだな…」
大ちゃんはあきれたような表情であたしに言った