「だいすけおじちゃーーん!!」
心愛は勢いよく大ちゃんに体当たりをした
「おっ!心愛!お前重くなったなぁ!」
大ちゃんは心愛を抱き上げた
「いらっしゃい心愛ちゃん」
桜も心愛に笑顔で挨拶をした
それに心愛も笑顔で答えた
「その子大介さんの隠し子?」
「違う違う。元妻との子供だよ」
お客さんは大ちゃんをからかった
…あたしの事は無視ですか。
「違うって!コイツの子供だよ」
そういって大ちゃんはあたしを指差した
「お!べっぴんさんだね!一緒に飲もうよ」
酔っ払いのおじさんが顔を真っ赤にしながらあたしに向かっていった
「すいません!子供もいるので」
あたしは大ちゃんから降りた心愛の手を引き席についた
「心愛好きな物いっぱい食べなさい!」
「うん!!」
心愛はお子様ランチを頼みおいしそうに頬張った
お子様ランチには心愛の好きな物しか入ってない。
大ちゃんが心愛のために作ったような物だから。
あたしも心愛のおいしそうな顔を見ながらいくつか注文した


