この写真は『最初で最後の恋』と強く思っていた頃のもの… 「…もう10年も経つのかぁ…」 心地良い風にゆっくりと目蓋を閉じる。 小さな囁きが春の風にかき消される頃には、意識は近くて遠い過去へと1人歩き出していた…