それにしても、直子にそんな行動力があるとは思わなかった。
私もいつかそんな恋愛が出来るのだろうか。。

直子とは、また必ず入学式で会う事を約束し、別れた。


直子と再会した時から私の運命は動き出していたんだね。。



「ただいまぁ。。なに?どうしたの?」

家に帰ると両親が二人並んで心配そうに私の顔を見ていた。

「だってー。受験どうだったかなあ。と思って。」

母が心配そうに言った。

「はぁ、、。なるようになるよ。私疲れたから少し寝るね。」
私は部屋で少し寝ることにした。

「よっぽどダメだったのかしら。」
「まぁ、その時はその時だよ。」

扉越しに両親の話し声が聞こえてくる。
そう思っているうちに、何時間たったのだろうか。
もう辺りは暗くなっていた。

「あたし、何時間寝たんだろう。。」

ピロリピロリ。。。

起きたのと同時に携帯がなった。

「メールか。」

直子からだ。

「受験おつかれ!
急なんだけど、春休みになったらうちに来ない?彼の写真を見てほしいし(^^)v」

相変わらず急だな。確かに興味はあるし行ってみようかな。
少し考えて行く事にした。
「優美ー夕飯できたよー!」

「はーい!!」

その日、春休みの約束を楽しみに私は眠った。