バタンッ―

『パパ?』

パパわ何も言わず私の前に座った。

『なぁ小春。』
『なぁに?』

『この写真の人ぢゃなかったか?
 小春が夢の中で出合った人わ…。』

そう言ってパパわ私の前に一枚の写真をさしだした。

その写真にわ…
私が夢の中で出会った女の人がうつっていた。

『小春……?』

『パパ…この人だよ。
 でもどうして?
 なんでその人の写真をもってるの?』

『なぁ…小春。
 話しておかないといけないことがあるんだ。』


『えっ…何?』

『あのな……。
 この写真の人わ…』

そうパパが何かいいかけたとき…
ちょうど時計が7時になった。

静かな部屋に愛のメロディーがながれる。


『パパ…
 小春もう学校行かなきゃ』

『あぁ…そうだな。
 また帰ってきてから話すよ。
 大事な話だから…
 パパもあとで学校に行くからね。』


『うん…
 わかった。
 いってきます。』

そういうと私わランドセルを背負い、家をでた。