先日、あるペット霊園のチラシに「虹の橋」という話が載っていた。

ペットはこの世を去ったあと、虹の橋のたもとに行く。そこでは生前体が悪くても年を取っていても関係なく、みな楽しそうに走り回っている。
やがて時が経ち、彼等のうち一匹が目を輝かせて走っていく。その先には、生きていたころに愛し愛された飼い主がいる。
そして二つの魂は、寄り添いながら虹の橋を渡って行くのだ。

私は今までたくさんのペットを飼った。メダカ、金魚、ハムスター。また今も犬を飼っている。彼等の寿命は私たち人間に比べるとはるかに短く儚いものである。いつまで一緒に居られるか分からない。

彼等はこれからも虹の橋のたもとで私を待っていてくれるのだろうか。