「なるほどな…。」 あ……あれ? 匠先輩、納得してる? じゃあアルバイトは…… 私はドキドキしながら、匠先輩に視線をおくった。 「そういう理由なら、バイト…させねぇわけにはいかないもんな。」 よ…良かったぁ…。 納得してもらえたんだぁ…。 ホッとしていたのも束の間、匠先輩は私の耳へと顔を一気に近付けた。 「それなら、俺の家でバイトすればいいじゃん。」