「せっかく、あと少しだったのに…タイミング悪すぎですね…。」
沖依君は、チッと舌打ちをしながら立ち上がった。
「外に新聞部の奴、スタンバイさせて…何企んでたんだか知らねぇけど、翠央を巻き込んで…その上、泣かせたお前は絶対に許さねぇからな。」
匠先輩……すごく怒ってる…。
表情も、いつもの優しい笑顔が信じられないくらいだよ……。
そういえば、匠先輩…
今、新聞部の人が外にいたって言ったよね…?
なんで新聞部の人がいたんだろう…?
あ……
まさか……沖依君とのキスを写真に撮ろうとしてたのかな…?
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