「き……キスは…大切な人と…していたいの…。」 「七瀬先輩からやりにくいなら……俺がさせてもらいますけど?」 私の言うことに構わず沖依君は話を進める。 「いいじゃないですか。ほんの少しの間、相沢先輩以外の男とキスするくらい…。」 俯く私の顎を上へと向かせると、笑みを浮かべた。 「やっ……やめて?」 鍵を返してもらいたいけど…、匠先輩じゃない人とキス……したくないよ…。