「俺、また転校させられると思うんです。きっと、3月まで居られないんじゃないかと思うんですよね…。」
「転校…するの?」
だって、確か沖依君がこの学校に来たのって、夏休み前だったよね…?
それなのに、もう転校するだなんて……
「親の仕事の都合だから仕方ないんですよね。小学生の頃から頻繁に転校は繰り返してるんで、慣れてますけど…。」
そっか…。
何回も転校を繰り返すのって…大変そう…。
今の学校に慣れたと思ったら、また転校して新しい学校に馴染まないといけないんだもんね…。
「今回は、いつもより期間が短いな…。せっかく好きな人が出来たのに…。」
夕日を見ていた沖依君は、私を見ると微笑んだ。
切なさを滲ませながら…。


