「沖依君……、あの時も言ったんだけど、私…匠先輩のことが好きなの…。その気持ちは変わらないから、手紙とか…嫌なことあっても、私は大丈夫だから…」 「七瀬先輩は、本当に匠先輩が好きなんですね…。」 沖依君は、心なしか寂しそうな表情を浮かべる。 「でも…俺も諦め悪いですから…。時間もそんなにないみたいなので…。」 「え…?」 時間…? 一体、何の…? 沖依君は眩しそうに目を細めながら、夕日を見つめた。