「せ…先輩の参考書、ちょっと見てもいいですか?」 「どうしたんだよ、急に。別に見てもいいけどさ。」 ソファーから立ち上がって机の所へと行く私の後に続いて先輩も一緒にやってきた。 とりあえず、話を他のところに逸らしちゃおう…。 そうすれば……匠先輩にも勘ぐられないだろうから…。 「匠先輩、ノートも参考書もビッシリ自分の字がたくさん書いてあって、すごいですね……。」 しかも匠先輩って、結構キレイな字…書くんだ……。