朝から女の子たちの、ものすごいテンションの高さで熱気すら帯びてる気が……

『翠央〜!早く早くっ!』


教室に入るなり、私は女の子たちに急かされるようにして自分の席へ。


私が座ると、途端に女の子たちが周りに群がってくる。


どこから、こんなに女の子たちが…!?


そう思ってしまうくらいの人数に、私は思わずポカンと口を開けてしまう。