「最終日は…ここでバイトさせねぇよ?二人で出掛けるからさ…。」 耳たぶに先輩の吐息がかかって、更にドキドキが加速していく。 ふ…二人って… 私と匠先輩のこと…だよね? 出掛ける……? 買い物…とかかなぁ?? 「え、えっと……出掛けるって言うのは…、匠先輩が何か欲しいものがあるからとか…ですか?」 「今の俺は翠央以外…欲しいものなんて何もねぇよ。」 顔がみるみるうちに熱くなる。 心臓の音もドキドキからバクバクへと急速に変わっていく…。