コンコンッ… 「あ…あの…お昼の準備が出来ましたので、食堂へお越しくだ……ひゃっ!!」 思わず変な声を出してしまったのは… いきなり匠先輩がドアを開けて出てきたから。 「は…早いですね…。」 「翠央だから反応が自然と早くなるんだよな…。」 匠先輩は、そう言って私のおでこに軽くキスをした。 えぇっ!! 今…アルバイトしてる最中なのに、き…きき…キス!? パニックでアタフタしてしまた私は、匠先輩に手を握られて、食堂へと連れていってもらう形になってしまった。