「匠様、お帰りなさいませ。」 「片桐さん、翠央の服…用意出来てる?」 エントランスで出迎えてくれたお手伝いさんの女性に匠先輩は声をかける。 「もちろん、準備出来ています。翠央様の部屋に置いてあります。」 「ありがと。んじゃ、翠央。まずは服着替えるぞ?」 「えっ…!」 私は匠先輩に連れられて、そのままら旋状の階段を上り、匠先輩の部屋の隣へとやって来た。