私と彼

諒「ねぇ綾?」

『なに?』

諒「小さい頃みたいにトントンしてくれる?」

『え?ここで?恥ずかしいよ』

諒「お願い…」

諒の表情の中に幼い頃の諒が現れる

いつも落ち込むと泣きそうな、不安げな表情になる諒

そんな風にお願いされたら断れないよ…

『わかった、いいよ…』