僕に舞い降りた天使



放課後、裕也と一緒に帰るのは結構久しぶりかも。


裕也はいつも彩加と2人で帰るから、俺はたいてい1人で帰っていた。


たまに美鈴がくっついてきてたけど。


「大翔がかわいいっていう子は大体かわいいんだよなぁ~!!」


「そーか?俺あんまかわいいとか言わねぇし」


「だから貴重なんじゃん!!」


あーそーですか。







10分くらい歩いて家に着いた。


ガチャッ


「ただいまー」


「お邪魔しまっす!!」


いつにも増してテンションが高い裕也。


そんなに楽しみなことか?


「沙希ちゃんどこー!?」


「そこら辺にいるんじゃね?」


「いねぇよ~!」


葵がリビングから出てきた。


「うるさいと思ったら裕也か!」


「葵さんお久しぶりでーす!!うるさいってひどいじゃないすか!!」


「沙希ちゃんならまだ帰ってきてないよ?母さんと買い物行ってるから」


「そーすか…」


あきらか凹んでる裕也。


「じゃ、俺の部屋行く?」


「おうっ!!」