何が1番大事かって、海に教えてもらったはずなのに…。
海…。
俺、お前がいないと生きていけないと思ってたんだ。
誰も許せず、誰も信じないで生きていた俺を何も言わずに抱きしめてくれた。
それでどれだけ救われたか。
俺は海に教えられてばかりだった。
助けてもらうばかりだった。
俺は海を幸せにできると思ってたけど、幸せにしてもらってたのは俺のほうだった。
いつまでも前に進めない俺をどういう風に見てた?
きっと笑いもせず、ばかにもせずに、ただじっと見つめてたんだろう?
言いたいことも言えないで、ずっと苦しかったよな?
俺はいつまでも海に心配かけてばっかだったな…。
だけど、もう大丈夫だよ。
俺には支えてくれる人がいるから。
一緒に前を向いていこうと思える人がいるから。
支えてやりたいと思う人がいるから。
だから…

