・・・・・・
ピッピッピッピッ…
?
なに?この音…
ここは…どこ?
私は…ゆっくりと目をあけた…
「奈留っ!!!!」
!!?
目の前には、泣きはらした顔のお母さんと、お父さんと…翔がいた。
なんで…みんな…?
「もうっ!!奈留…よかった…」
「お母さん…?」
「ほんとーに心配したぞ!」
「お父さん…?」
「バカ奈留…心配かけやがって」
「翔…?…私、なんでここにいるの…?」
「おぼえてないのか?奈留はいきなりたおれて病院に運ばれたんだよ」
「たおれた?」
そうか…私、水族館で…
「…なんで…たおれたんだろ?」
「あー。それはまだ、おしえてくんなくて…ねぇ、おばさん、おじさん?」
「そうなのよ。奈留が目を覚ましてからって…」
「あ、父さんが先生を呼んでくるよ」
「よろしくね」


