天国に行っても[大幅変更中]

「みてっ、翔!!かわいいっ!!」

「ほんとだな!わ、なんだあいつ!」



私たちはいろんなものを見て、いろんなことを話した。

すごく…すごく、楽しかった。

私は幸せでいっぱいだった。







…そのときだった。



ズキィッ




「!?ッ」





痛い!!痛い!!

頭が…!!

割れる…!!



私の様子に翔も気づいたようだ。


「奈留?!おいっ!!どうしたっ!?」


「あ…!!い!!!!」


痛くて、思う通りにしゃべれない。


私は、意識を手放した…



「奈留ー!!?」


翔の叫ぶ声だけが、うっすら聞こえていた…