私と先生のSecret Love

ズキン………

「イッ……!」

「沙良!」
「沙良!」

「だ……大丈夫………。
少し頭がズキンってしただけ。

心配してくれてありがとう、2人共。」

「いや……別に…。」

「かまへんよ。」

「和真さん…」

「……和真」

「え?」

「和真でいいよ。

沙良は、記憶を失う前
俺を和真って呼んでたから。」

「そ、そうなんだ。

じゃあ……………和真」

ドキン…

ほんのり顔を赤らめて
俺を呼ぶ沙良にドキッとした。

「なに?」

「和真…私、和真の事
早く思い出したい…!
だから…またお見舞いに来てくれる……?」

「今度と言わずに
毎日、来てやるよ。」

それで沙良の記憶が
戻るのならば…………。

「本当!?嬉しい//」

無邪気に笑っている沙良

俺は…もう2度と沙良を手放したくない。