「ただいまー」

「沙良おかえり
………あのさ、夕方言ったのを教えてくれないか？」

「うん…

実は…………」


和真には隼人との関係や過去、大和の事を話した。

隼人に言われた事とかは………私の問題だから私が解決したかった。



「そういう事だったのか。」

「ねぇ…暁帆さんの……件は？」

「あぁ…」

いくらまだ付き合っている位ですごく親しい中ってわけじゃないが……今話したら余計、沙良が不安になるだろうし…まだ今は全て話さない方がいいかもな……。

「和真？」

「…暁帆は、まぁ元カノ？みたいなもんだ。
だけど今はもうお互いただの友達みたいな存在だし。」

「そ、そっか」

本当に友達…だけ？
でも暁帆さんの目は……愛しい人を見つめる……目をしていた。

でも、今は和真を信じよう。