「でも…先生!私と先生は教師と生徒だし…」

「…わかってる。
大丈夫。何があっても俺が君を守るから。」

「…わかりました。」

「じゃあ和真君、沙良
君達は来週までは婚約者同士だからね」

「わかりました。」

「………………はい。」

これで完全に私…
もう彼氏とか作れないじゃん。
結構、憧れてたんだけどな…

でも仕方ないよね…。

「ねぇ…お父さん、お母さん、先生

もし…本当に好きになった人が出来たら別れるからね!」

「な、なにを言ってるんだ!」

「そうよ!」

「わかった。
その条件、構わないよ。俺からは絶対別れるとは言わないけどね」

「…ありがとう、       ございます」