【短編】セブンスター





おずおずと、俯きながらドアをあげた彼女は


『アタシ…振られる?』


と、下を向いたまま
子供みたいに

両手の甲を、涙の溢れる両目にあてがった。



あーだめだ。

頭がおかしくなりそうだ。




「俺の方が好きだと思うよ」


そっと呟くと


違う、と言うように、

彼女は
ふるふると首を振る。