一週間の休養を経て、仕事に復帰した。 体調は万全ではないけれど、 病気ではなかった為に、いつまでも休むわけにはいかなかった。 私の心だけはあの日に置き去りのまま。 今日まで、時間だけが過ぎていった。 変わった様子のないオフィス。 静けさの中に独特の緊張感が漂う。 ひどく、懐かしく思えた。 デスクに向かう間、 他部署の人々も含めみんな、久しぶりの顔に声をかけてくれる。 壊れ物を扱うように。 中には『まだ若いんだから、次があるよ』と言う人まで。 (次か…、そんなものあるワケない)