大好きなキミへ

ガラガラ・・・・・





「あっ!!上山ー!!!なんか草太、ヘンなんだけど」







教室に入った俺に1番に声をかけてきたのは、中村だった。







よかった・・・・アラスカに旅に行かなくて・・・。






って、アラスカまでマジで行くわけねぇか。







「・・・ヘンなのはいつものコトだろ?」






「そうなんだけどー!!なんか違うんだって!!なんかオーラが違う!口からタマシイ出てきそうなオーラ出してんの!!」








草太に目をやると、本当に口からタマシイ出てきそうな勢いで暗かった。







「草太・・・・あいつそこまで中村のコト・・・」







「へ?あたしが何??」