大好きなキミへ

・・・・・・30分後、宮本はやっと落ち着いてきた。







少し夕日も落ちかけいて、暗さが増していた。









「・・・・あはは・・・あたし、カッコ悪いね」







「もう・・・作り笑いはいいっつーの」






そう言うと、宮本はまた泣きそうになった。








だけど、懸命に涙を抑えてるようだった。








「・・・仕事も終わったことだし、もう帰ろっか♪」







宮本はすくっと立ち上がった。







「・・・・・送る」





「へ??」