大好きなキミへ




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「宮本・・・ここの鍵は・・・?」






「へ??そこに置いてあ―・・・・」






指を差した方向に、鍵はない。





その時、扉のガラスに、人影が映った。





チャラリ~♪




「あ、ゴメン。あたしのだ」





宮本は、焦りながらポケットの携帯を探った。