大好きなキミへ


俺らは、まさかと思いながら、ゆっくり入り口に顔を向けた。





やべぇぞオイ。





そこには、思ったとおりに山中がキレた顔して立っていた。





「・・・おまえら・・・・いい加減にしろ!!!!」





「先生のほうがいい加減にしてくださーい♪」





中村がニッコリ笑って、そう言った。






(ギャアアア―――!!)



俺らはいっせいに下を向いた。(中村以外)





ちょ・・中村ぁあー!!まじ黙っとけ!!!!




冷や汗が額ににじむ。