大好きなキミへ







「上山・・・・・・ごめん」





宮本はそう言って、俺に腕を回した。




ギュッ・・・






「え!?」








えぇえええ!?宮本!?え、なんで・・・。





やばい・・・・・ゼッタイ俺、顔赤い・・・。





でも、イヤじゃなかった・・・。





俺の胸で、グスグス泣く宮本が、愛しいとさえ思えた。