大好きなキミへ


そんなこと言ってる俺だけど、やっぱり体は正直みたいだ。






「・・・ッ・・クシュッ!!!」





「ほらぁ・・・やっぱ寒いんじゃん!!!」







「・・・・・」




「ほらっ!!着てなって!!」






そう言いながら、宮本は俺のブレザーを差し出す。






「・・・・・」





「・・・っもー!!そんじゃあ、いっしょに入ろ!!!」






「へ?」




「いっしょに入れば温かいでしょ?」