一葉・二葉共に年の頃同 じの若様の言葉に驚き、 退室する小太郎をあっけ に取られて見送っていた。 二人は当然、叱りを受け るものと思っていたとこ ろが、やさしい言葉をか けてくれたのだ。 国主の息子の要請に答え られなかったわけだから やはり、当り散らされた り威張り散らされたりす るイメージしか持ち合わ せて無かった。