-sad and painful-


―土曜日

「あのー、この地域の警察官で
楢崎修吾っていますか?」


私たちが来たのは市の警察
受付の女の人はすぐに調べてくれた。


「えーっと、楢崎さんは水ヶ崎の交番に勤務していますよ!」


「水ヶ崎の交番って…」


「咲の家のモロ近所じゃん。」


そうだ。
家の近所の公園の裏だ。
確かあそこに交番があったはずだ。


だから、あの日公園で逢ったのか…。



「なーんだ」


わざわざこんなとこまで来る必要無かったね、と琉香と笑った。