-sad and painful-

「ただいま…」
「あらお帰りー、お買い物ありがとね」

帰るとお母さんに
笑顔で迎えられた。
適当に返事をしてから
自分の部屋にこもった。
ベッドに倒れ込んで
さっきのことを思い返す。


貴にそっくりな
楢崎修吾さん。
貴を知っているかもという
有力な情報を握っている男の人

そしてさっき見かけた
……貴のお母さん。
私を見るなり
逃げるように去って行った。


訳分かんないよ…


1日でたくさんのことが起きて
頭の中がぐちゃぐちゃ。
どうすればいいか分からない。


「明日、学校で琉香に相談してみよ…」


結局その日はすぐに
眠ってしまった。