また弱くなっている
だから夢を見たりする

夢のお前はやけにリアルで
まるで昨日の様に見えた

明け方の目覚めに
冷えたコーヒーと憂鬱

願わない夢の内容をなぞり
錯覚に動悸が止まらない

夢でもフラれるなんて
俺はどうかしてる

揺らぎに安らぎを求めても
お前の身体の温もりはナイ

抱きしめられない憂鬱を
抱きしめて癒して欲しい

矛盾はまた廻る


無理矢理閉じ込める
無意識に溢れてしまう

夢で逢えた嬉しさに目覚め
夢でも去られる事に泣く

大好きだとか愛してるとか
口にするのは簡単だ

夢で逢える苦難に比べたら
聴くお前が隣に居るから

悪夢にすら喜を得てる
俺はどうかしてる

胸に包まれれば落ち着ける
俺の身体は冷えきってる

胸に埋もれない憂鬱を
胸に抱いて癒して欲しい

矛盾はまた廻る

時間の速度は変化する
今は一日がやけに長い

携帯に残るお前の面影と
記憶を強く抱きしめた

吐息も表情もそこに無く
それでも記憶を強く抱く


何度も怯えるなんて
俺はどうかしてる

揺らぎに安らぎを求めても
お前の身体の温もりはナイ

抱きしめられない憂鬱を
抱きしめられて癒されたい

強く抱きしめて癒したい

矛盾はまた巡る